こころノート
2019.11.14掲載
乳幼児期に、特定の人との間に形成する情緒的結びつきのことを「愛着(アタッチメント)」と言います。健全な愛着が形成されると、安心感・安全感を持つことができ、自分自身を認めて、円滑な人間関係を作ることができるようになります。逆に愛着の形成が十分にできないと、情緒が不安定で良い人間関係を結べず、生きにくさを抱えるようになります。ネットに居場所を求める子どもの多くは、後者のような子どもが多いように思います。
2010.8.28掲載
2010年の記事になります。記事では、色々なことに配慮して脚色して書きましたが、「こんなことが、あっていいのか」と驚く程のできごとでした。現在、ネットは生活から切り離せないものとなりました。しかし、子どもの成長の過程で身に付ける社会性は、やはり、リアルな人との関係の中で育まれると思うのです。
2019.5.9掲載
前の記事から、10年近く経った今の子どもの現状です。ネットの中でバーチャルな生活体験をする子ども。現実とうまく切り分けている子どももいます。しかし、ネットの中だけが居場所の子どももいて、やはり、そんな子どものことは、心配になるのです。